ドメインとサーバーって何?

こちらの記事では、ドメインとサーバーについてまとめています。

私自身も最初は聞きなれない用語にたくさん戸惑いましたが、WordPressでホームページを作るにあたり、必ず必要になるものです。

が、用語が多すぎて、頭がぐちゃぐちゃになってしまいますよね(笑)

「聞いたことはあるけど、詳細は分からない。」
「ドメイン?サーバー?何それ、おいしいの?」

そんな方に向けて、ホームページを制作する上で、必要な部分だけピックアップして解説していきます!

目次

ドメインとサーバーの役割

まずはじめに、ドメインとサーバーの役割について解説していきます。

「ドメイン」「サーバー」「ホームページ」は、以下に例えられます。

ドメイン・・・「住所」
サーバー・・・「土地」
ホームページ・・・「家」

まずは「土地」と「住所」を準備する必要があり、その中に「家」を作って、家具(素材やテキスト)を配置していくイメージになります。

ドメインってなに?

インターネット上で「住所」の役割をしているドメインは、大きく分けて2種類あります。

  • 「独自ドメイン」(例)自社サイトのURL、オリジナルのメールアドレス
    自分一人で所有しているドメインで、他の人が同じ名前のドメインを持っていなければ取得できる
  • 「共有ドメイン」(例)アメブロやペライチのURL、Gmailアドレス
    1つのドメインをみんなで共有して使用するドメイン
キドナツミ

独自ドメインのホームページは一軒家で、共有ドメインのホームページはマンションってイメージですね!

ブランディングが徹底できる「独自ドメイン」について

独自ドメインは主に、『ホームページのURL』『独自のメールアドレス』に使用されます。

独自ドメインには、以下のメリットがあります。

  • ページの信頼度が上がり、お客様に安心感を与えられる
  • 契約中はずっと使える
  • 検索順位を上げやすくなる

有料にはなりますが、独自ドメインは年間1,000円前後で取得が出来るので、長期で運用を考えている方や、ブランディングを徹底したい方は、独自ドメインの取得をおすすめします◎

ドメインの前半は自由に決められる

ドメインは、前半の任意の文字列と、後半の決まった文字列から選択したもので構成されています。

前半の文字列には、いくつかの制限があります。

  • 3文字以上、63文字以下
  • 使える記号はハイフンのみ(-)
  • 先頭と末尾にはハイフンは使えない

後半の文字列によって制限は変わってきますが、すでに使用されているドメイン名以外は、自由に取得することができます。

キドナツミ

【.jp】や【.com/.net】では、日本語ドメイン名も扱えるようです。
※こちらも制限はいくつかあり、使用するのに工夫はいるみたいです。

ドメインの後半は決まった文字列から選択

前半のドメイン名は、任意の文字列を決めることができますが、後半のドメイン名は決まった文字列から選択します。

ドメインの種類は年々増えており、なんと2022年現在、国内最大級のドメイン登録サービス「お名前.com」の取り扱いドメインは、580種類以上にものぼります!

ドメインの種類は大きく分けて2つあります。

  • 住んでる場所(国・地域)に関係なく、誰でも自由に取得できるドメイン
    ⇒ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)
    (例).com .net など
  • 国や地域ごとに割り当てられ、その国や地域に在住する個人(組織)だけが取得できるドメイン
    ⇒カントリーコードトップレベルドメイン(ccTLD)
    (例).jp(日本) など

分野別トップレベルドメイン(gTLD)

ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)は、世界中の誰でも取得できるドメイン名です。

主に以下のようなドメインがあります。

.comcommercial商業組織
.netnetworkネットワーク
.orgorganization非営利組織
.infoinformation情報通知
.bizbusiness商用(ビジネス)

用途別になっていますが、必ずしもその種類を選択しなければならないという決まりはありません。

国コードトップレベルドメイン(ccTLD)

カントリーコードトップレベルドメイン(ccTLD)は、国や地域ごとに割り当てられており、原則的にその国・地域に存在する個人(組織)だけが取得できるドメインです。

アメリカであれば「.us」、日本であれば「.jp」が該当します。

.jpドメインには、「汎用JPドメイン」と「属性JPドメイン」がある

.jpドメインには、主に以下の種類があります。

  • 登録数に制限がなく、自由な文字列を登録することができ、企業名.jpのように文字列に日本語を使用することもできる「汎用JP
  • 1組織1ドメイン名の登録が原則で、文字列に日本語の使用は不可の「属性JP

汎用JPドメイン

汎用JPドメインは、後半のドメイン名で日本国内に住所があればいくつでも取得が可能なJPドメイン名のことです。

登録に制限がなく、契約する会社によっては日本語の文字列なども含めて自由に使用することが出来ます。

属性JPドメイン

「.jp」ドメインの中には、「.jp」の前に決められた文字列がはいる属性型JPドメイン名と呼ばれるものが存在します。

(例)「.co.jp」、「.ne.jp」など

属性型JPドメイン名は、日本国内で登記されている会社・組織が登録できます。

1組織で1つのみ取得することができるドメインなので、企業のイメージアップにつながり、高い信頼を得ることができます。

主に以下の種類に分けられます。

.co.jp日本国内に登記がある会社
.ne.jpネットワーク
.or.jp非営利法人・医療法人・宗教法人など
.ac.jp高等教育機関・学校法人など
.ed.jp18歳未満対象の教育機関
.go.jp日本の政府機関・独立行政法人など
.gr.jp個人や法人により構成される任意団体
.lg.jp地方公共団体と、それらの組織が行う行政サービス
.ad.jpJPNIC会員となっている組織

無料で使用できる「共有ドメイン」について

例えば、アメブロやペライチ、Gmailなど、ドメイン管理会社(無料ブログサービスやサーバー提供会社)が所有してる1つのドメインを、複数人で共有しているドメインを「共有ドメイン」といいます。

共有ドメインのメリット

  • 取得が簡単で、誰でも気軽に使用することが出来る
  • 維持費が不要
  • セキュリティ対策が不要

共有ドメインのデメリット

  • 大元のサービスが終了した場合、自分のサイトも一緒に削除されてしまうリスクがある
  • あくまで借り物のドメインになるため、ぱっとURLを見たときに共有ドメインのほうが目に入り、ブランディングの徹底が難しい
キドナツミ

使用するシステム(ペライチやSTUDIOなど)によっては、独自でドメインを取得することもできますよ!

サーバーってなに?

意外と長くなってしまったドメインの話に続き、次はサーバーの解説に移っていきます!

インターネット上で、「土地」の役割をしているサーバーは、ホームページや素材を保管しておく場所です。

そして、取得したドメイン(URL)とサーバーを紐づけることによって、そのURLにアクセスしたユーザーはサーバー内にある、ホームページを閲覧することができます。

サーバーの種類

サーバーにはいくつか種類がありますが、今回は2つご紹介します。

Webサーバー

Webページを表示するためのサーバーです。
Webサーバー内には、HTMLファイルやCSSファイル、JPEG・PNGなどの画像ファイルが格納されています。

今回の内容も、こちらのWebサーバーをベースに解説しています。

メールサーバー

ネットワークを通じてメールを送ったり、受け取ったりするときに使用するサーバーです。
GoogleWorkspaceで独自のメールアドレスを使用したり、レンタルサーバーの会社でメールサーバーを借りるのが一般的かと思います。

レンタルサーバーってなに?

レンタルサーバーはその名の通り、「サーバー」を「レンタル(借りる)」サービスのことです。

自力でサーバーを管理しようと思うと、サーバー機の購入、サーバーの設置スペース、セキュリティ対策、専門知識・・・と挙げたらキリがない知識と労力とコストがかかります(笑)

しかし、レンタルサーバーはこれらすべてを運営会社が担ってくれます!

キドナツミ

ありがてぇ!!

月額の費用はかかりますが、レンタルサーバーを利用することで、自力でサーバーの管理・運営をするよりも安く、ブログやホームページの作成・公開をすることができるので、基本的にはレンタルサーバーでのホームページ作成がおすすめです◎

まとめ

今回は初心者の方に向けて、ドメインやサーバーについて、いくつか解説していきました。

「なんとなーく分かったけど、どの会社で契約すればいい?」という方は、以下の記事へお進みください。

ホームページを作るうえで、ドメインとサーバーの取得は代行を希望するという手段もありますが、TOIRO DESIGNでは個人情報の入力や管理の観点から、ご自身で取得していただくことを推薦しています。

これからホームページを作る上で、納得した形で進めていただくための、予備知識となれば幸いです♡

キドナツミ

もっと詳しく知りたい方は、《ドメイン》《サーバー》などで検索してみてくださいね!

コメント

コメントする

コメントを残すにはログインしてください。

CAPTCHA


目次